ハイアベイラビリティLinuxプロジェクトの目的は、
Linux向けにハイアベイラビリティ (クラスタリング) ソリューションを提供し、コミュニティ作りの取り組みを通じて、信頼性・可用性・保守性(RAS: Reliability, Availability, Serviceability)を高めることにあります
Linux-HAプロジェクトとは、多くのハイアベイラビリティ・ソリューションに幅広く使われている重要なコンポーネントのことです。あらゆるプラットフォームにとっての、ベストHAソフトウェアパッケージとしてランク付けされています。1999年から現在まで、非常に重要な用途で、推定3万件以上もインストールされており、このプロジェクトに対する関心は高まり続けています。Webページには、1日平均で約2万件ものヒットがあり Heartbeat は1日当たり100件以上ダウンロードされています。
Heartbeat は今では SUSE Linux, Mandriva Linux, Debian GNU/Linux, Ubuntu Linux, Red Flag Linux, Gentoo Linux. Ultra Monkeyに組み込まれています。このプロジェクトは、Linux-HAプロジェクトと呼ばれ、ソフトウェアの移植性が高く、FreeBSDや Solaris、さらにはMacOS/XやOpenBSD上でも動作します。
論文も多数執筆され、専門書でも複数の章を割いて取り上げられています。詳しくはプレスルーム(PressRoom)をご覧ください。
本プロジェクトは、D・H・ブラウンが分析した「商用のRASクラスタの機能」と、今や肩を並べるまでになっています。 リリース2 シリーズは、多くの商用HAシステムにも匹敵する、あるいは、それを上回る機能を備えています。リリース2の入門ガイドも入手いただけます。
DRBDリアルタイム・ディスク・レプリケーション・ソフトウェアとの高度な統合を実現し、LVS(Linuxバーチャルサーバ)プロジェクトとも連携しています。これらは相補的なもので、こうした連携は今後も続くでしょう。
Heartbeatを用いた実例を紹介する参考サイトのページをご用意しています。このページに関するご提案を、ぜひお寄せください。
Heartbeatは、オープン・クラスタ・フレームワーク(OCF)規格をリードするインプレメンターです。
Heartbeat は、複数のノードクラスタに対応が可能な非常に洗練された依存関係モデルをサポートしています。有用性が極めて高く、非常に安定しています。一般的なアプリケーションには次のようなタイプがあります。
LVS ディレクタ(ロードバランサ)サーバ
Heartbeat は、さまざまな分野で広く利用されています。
プロダクションユーザのサンプルリストについては、参考サイトをご覧ください。
リリース2のインストールに関する詳細は、入門ガイドをご参照ください。