Linux-HA リリース・ロードマップ
これまで、リリーススケジュールでは、さまざまな試みを行ってきました最善策ではありませんがが、今後、計画していることや、いつ行われるのかについての予定など、何らかのヒントが得られるように、wiki上にロードマップの作成を検討しています。
このロードマップは、2005年後半に、約2ヶ月ごとのリリースが予定されたことで、早期のリリース、頻繁なリリースのモデルに従おうと試みたものです。
予定されているバージョン、リリースタイプ、日付、機能は以下のとおりです。
2.1.4 –マイナーアップデート- 2008年8月18日
- 動作改善・修正
- Clone機能による待機系監視機能の動作改善
- heartbeatの内部プロセス(lrmd)故障時の動作不具合の修正
- うるう年の毎月末にエラーメッセージが出力されていた不具合の修正
- PostgreSQL, Oracle, Xen などのリソースエージェントの動作改善
- 故障解析用情報収集ユーティリティ(hb_report)の動作改善
2.1.3 –マイナーアップデート- 2007年12月21日
- 機能追加・変更
- heartbeatの問題点をリポートするユーティリティの追加
- CIBの誤りと異常を見つけるツールの追加
- Version2の動作モード(crm on)対応のsnmpサポートの追加
- 新しいリソースエージェントの追加と修正
- 新しい STONITH サポートの追加
2.1.2 –マイナーアップデート- 2007年7月30日
- バグ修正
- 配布ファイルのパッケージング上のバグを修正
- CIDR形式で設定されたネットマスクを無視するバグを修正
- RHEL4 でリソースエージェントであるIPv6addr がコンパイルできないバグを修正
- Debian で configure ができないバグを修正
2.1.1 –メジャーアップデート- 2007年7月23日
- 重要な変更
- スクリプトの設置ディレクトリが/usr/share/heartbeatに変更(2.0.8版のスクリプトを利用する際には修正が必要)
- 機能追加・変更
- リソース(監視対象)の入れ替え(バージョンアップ等)に対するサポート機能を追加
- DRBD(Distributed Redundant Block Device)用 master/slaveリソースエージェントを追加
- IBM Bladecenter STONITH デバイスのサポートを追加
- バグ修正
- 前バージョン(2.0.8)で発生していたVer1.2.X との運用時における互換性の問題を解消
- ldirectord のバグを修正
- STONITH リソースエージェントの XML処理のバグを修正
- IPaddr と IPaddr2 に影響するバグを修正
- LRM のタイムアウト時の処理を修正
- メモリリークやメモリ解放後に使用してしまっていたバグを修正
- シャットダウン処理がハングする問題を修正
2.0.4 –バグ修正および新機能のマイナーアップデート- 2005年12月5日(予定)
コードフリーズ予定日:2005年11月28日
リリース 2 GUI (Bz: 403)
「マクロ」リソースグループ (Bz: 827)
- CRMクラスタと協調するシリアルポート (?)
2.0.3 –新機能とバグ修正- 2005年11月7日(予定)
コードフリーズ予定日:2005年10月31日
2.0.2 –軽微なバグ修正- 2005年9月23日
2.0.1 –バグ修正リリース-2005年9月14日
- コミュニケーションレイヤ
- ネットストリングエンコーディングフォーマットの効率化
- サイズの大きいメッセージに対応した圧縮技術
- hb_standby/hb_takeover対応のmanページの追加
- 2.0.0に起因するアサート(assert)の修正
- CIBはXMLコメントの包含可能、またはDOSフォーマット対応可能
- ISO8601日付フォーマントの実装
- クラスタプリファレンス、ノード属性、およびノードスタンバイ変更用の新しいCLIツール
- グループリソースの修復と配置の改善
- ポリシーエンジンによる障害を起こしたノードの検出を修正
DTDセクション 1.5.{8,9,10,12} を備えた新しいポリシーエンジン
- 制約条件とインスタンス属性については、条件付きでアクティブに
- ルールがほかのルールを包含
- 日付/時刻型の表記に対応
- クローンリソースのピアのいずれかがストップ/スタートする前後に、オプションとして通知が可能
- 定義されたアイドル間隔の経過後、クラスタが自動的に設定を再評価
- 1.xと2.xが混在する環境で、わずらわしかったフロー制御メッセージを排除
OpenAISプロジェクトのコミュニケーションレイヤとの統合
2.0.0 –大規模なアーキテクチャの変更- 2005年7月29日
- 大規模なアーキテクチャの変更
- リソース(サービス)モニタリング
- さらに大規模なクラスタのサポート
- ルールベースのリソース配置
- 高度化したディペンデンシーモデル
- ウェブベースのモニタリングツール
- その他多数