auto_failback オプションでは、リソースを「PrimaryNode_ja:プライマリ」ノードに自動的にフェイルバックするかどうかの設定や、ノード障害が発生または管理者が介入するまでノードを稼働させておく指定ができます。
The possible values for auto_failback are:
on - 自動フェイルバックを有効にする
off - 自動フェイルバックを無効にする
legacy - クラスタ内のノード全てがauto_failbackオプションをサポートしていないシステムで、自動フェイルバックを有効にする
auto_failback(onおよびoff)には、以前の「nice_failback(on)」設定と後方互換性があります。
フラッシュカットなしで「legacy」から「on」に変換する方法(ローリングアップグレードプロセスの使用)については、FAQドキュメントを参照してください。
auto_failbackのデフォルト値は「legacy」です。起動時には警告が表示されてしまいますので、auto_failback命令をha.cfファイルに必ず入力してください(注:auto_failbackには、HeartbeatBoolean値またはlegacyを指定できます)。通常、アクティブ/アクティブクラスタではauto_failback onに、そしてアクティブ/パッシブクラスタではoffに設定します。
注: auto_failbackは、リリース2のCRMスタイルクラスタ(crm onで構成したクラスタ)では無効になります。CRMスタイルのクラスタでは、このコマンドはCIBのdefault_resource_stickiness属性に置き換えられました。