Heartbeat管理者のクラスタ管理サポート用に、多数のツールが(/usr/lib/heartbeat)に用意されています。
crm_verifyツールは、整合性およびその他の問題について、 設定データベース(クラスタ情報ベース)をチェックするよう、 Heartbeatと一緒に提供されているものです。 このツールは、設定内容などのファイルのチェックにも使えますし、 実行中のクラスタに接続することもできます。 また、問題をERRORとWARNINGの二つのクラスに分けてレポートします。 ERRORは修正が必要ですが、WARNINGは管理者の裁量に委ねられます。 ERRORの一例には、存在しないリソースに関する制約条件やIDが コンフリクトするオブジェクトが考えられます。 クラスタオプションが指定されていない場合、 一般的にはWARNINGしか出しません。
注記:2.0.3で追加
crm_mon を使って、クラスタの概要を入手できます。このツールは、 アクティブなノードとアクティブではないノード、既知のリソース、 およびそのロケーション(該当する場合)の表示ができます。 crm_monにはモードが数種類あり、以下のいずれかを行えますます。
NOTE: 2.0.1で追加
NOTE: ダンプ・終了オプションは、2.0.3で追加
リソース管理は主にcrm_resourceで行われます。 管理者は、このツールで以下のことが実行できます:
注記:2.0.3で追加
ノードからすべてのリソースを移行(退避)するタスクは、ごく一般的です。 Heartbeatでは、この動作をstandbyモードと呼んでおり、 crm_standbyツールで 実行することができます。ノードは、管理者がリソース実行を再度許可するまで、 あるいはHeartbeatが当該ノードで再起動される(通常は当該ノードが再ブートするとき)まで、 無期限にスタンバイモードにすることができます。
注記:2.0.2で追加
CRMは多様なオブジェクトを把握するため、設定を全て作成できる単一のツールはありません。 しかし、設定データベースを任意で変更できるcibadminツールがあります。このツールは、 新規オブジェクトの作成だけでなく、既存のオブジェクトを照会、変更、削除することができます。
CIBのアップデートには、以下の厳守いただきたいルールがあります:
全てのオブジェクトは、idに対応する値を持つこと。
同じタグを持つオブジェクトは、同じid値を共有できない。
注記:2.0.0で追加