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Linux-HA リリース1ファクトシート

Linux-HAは、幅広いプラットフォームで、基本的なハイアベイラビリティ(フェイルオーバ[1])機能を提供し、世界中の数万件にも及ぶ重要なサイトをサポートしています。

ハードウェア要件

サポートプロセッサ

Linux-HAは、ARMプロセッサからメインフレームに至るまで、膨大な数のプラットフォームでご利用になれます。ia32、powerPC、System Z(メインフレーム)の各プラットフォームで(8時間×8日間)徹底したテストを行い、SUSE Linux[2]がサポートする全プラットフォームで、各リリースの基本テストを実施しています。

リリース2[3]から、自動徹底テストの手順(Automated exhaustive testing procedures)をOpenPower[4]プラットフォームにまで拡大しています。 Linux-HAは、多くのプラットフォームに移植できます。移植にかかわるバグにも積極的に取り組んでいます。ぜひ、バグ修正パッチをお寄せください。

Linux-HAは、多くのプラットフォームに移植できます。移植にかかわるバグにも積極的に取り組んでいます。ぜひ、バグ修正パッチをお寄せください。

データ・シェアリング・アレンジメント

Linux-HAには特別なシェアードディスク要件はありません。

次のようなデータシェアリング設定をサポートしています:

シェアードディスクに関する唯一の要件は、マウントとアンマウントをサポートしていることだけです。SCSIリザベーション(または相当するもの)には依存していません。

サポートしているソフトウェアプラットフォーム

Linux-HAは移植性が高く、数多くのプラットフォームで動作します。Linuxはどのバージョンも、最大にサポート・機能します。。ビルドシステムは、RPM[7]とDebianパッケージを自動的に作成し、Gentoo Linuxビルドシステムにも統合されています。Linux-HAは、ネイティブで SUSE Linux[2]Conectiva[8] Linux、TurboLinux[9]Debian[10]Gentoo[11]などその他数種類のLinuxディストリビューションで提供されていて、Linuxベースの多くの製品のスタンダード要素となっています。

FreeBSDやSolaris、Mac OS/Xも対応しています。

RAM要件

Heartbeat[12]は、お使いのOSやアプリケーションで必要なメモリ+3メガバイト程度のメモリがあれば動作します。Linux-HAは比較的軽快に動作しますが、それ自体とライブラリをメモリにロックします。

ソフトウェア要件

特殊ライブラリ

RPMが最適です。ライブラリの一部をインストールしたくない場合には、ディペンデンシーの多くがソースから再構成され、自動的に排除されます。glib2(currently 1.2)とlibnet >= 1.1は比較的珍しい依存関係です。

STONITH[13] プラグインは、必要とするライブラリにさまざまなディペンデンシーを作成しますが、インストールには、ほとんど必要ないものです。Autoconf[14]が、ライブラリを用意していないモジュールを作成することはありません。

カーネルバージョン

Linux-HAは、メジャーなスケジューラーバグがないものなら、どのカーネルでも動作します。

Linuxついては、Red Hat[15]2.4.18~2.4.20以外であれば動作します。

カーネル依存関係や接続要件はありません。

その他

最大ノード数は?

リリース1.xは、最大ノード[16]数は2です。バージョン2[3]は、マルチノードをサポートしています(16ノードでテスト済み)。

管理用ツールは含まれていますか?

Heartbeat[12] には現在、以下の管理用ツールが付属されています:

モニタリング機能は?

Heartbeat[12]は、ノード停止とipfail[21]によってIP接続性を監視します。バージョン2[3]には、リソース[22]モニタリング機能が装備されています。現在、多くの方が追加モニタリング用にmon[23]を使っています。

サポートアプリケーション

Linux-HAは、データコピーにアクセスできるアプリケーションで、クラッシュ時にも正しく再起動できる良好な状態のものであれば、どのようなアプリケーションでもサポートできます。

Linux-HAでは、さまざまことが行われていますが、自分がやってみたいと思ったら、すでに誰かがやっていたということも十分にあり得ます。Linux-HAは、スクリプトをまったく書かずに、ほとんどのアプリケーションを即座にサポートできます。リファレンスカスタマーが、どのようにLinux-HAを使っているかについては、サクセスストーリー[24]をご覧ください。

ノードに障害が発生した場合の自動通知は?

Linux-HAは、リソース[22]のあるマシンから別のマシンに移動した場合に必ず MailTo[25] リソースエージェントを通じて通知できる自動通知機能(設定変更可能)を備えています。また、ご自分でも簡単に書くことができます。 さらに、ノード障害が発生した場合に、SNMPトラップを発信するSNMPエージェントを実行することもできます。

パフォーマンス

クラスタの管理には、どのプロセッサパフォーマンスが使われるのですか?

Linux-HAのプロセッサ使用率は、ほんのわずかで、一般的には1%を大きく下回ります。フェイルオーバ[1]時間を極めて短く(1秒未満)設定した場合、この使用率は、Heartbeatの要求速度とともに大きくなります。

どのレベルのアベイラビリティに到達可能ですか?

出発点によって異なりますので、回答しにくいご質問です。原則として、正しく設定がされている場合、HAシステムは、ご利用システムのアベイラビリティに「9」を付け足します。この一般原則は、Linux-HAにも当てはまります。つまり、HA導入前のクラスタリング[26]アベイラビリティが99.9%であった場合、システムの結果的なアベイラビリティは99.99%程度になるはずです。管理手順や冗長性を改良することで向上させることができます。

ノードの障害はどれだけ迅速に検出できますか?

正しく設定がされている場合、Linux-HAは1秒以内に障害を検出できます。 障害検出時間を数秒程度に設定するのが一般的です。

Administration

モニタリング-GUI

Linux-HAバージョン1には、モニタリングGUI[27]はありません。リリース2.0.5からは、Linux-HAに設定、監視、制御用の使いやすいGUIが付属されています。

お気に入りのSNMP使用可能システムマネジメントツールを用いると、SNMPでLinux-HAを監視することができます。

全てのノードで同時にコマンドを実行するコマンドは?

Linux-HAでは、そのようなコマンドはご用意していませんが、ご自身で簡単に追加していただけます。必要となるのは30行程度のシェルスクリプトだけです。

ssh[28] は大変良くできておりますし、またセキュリティにもかかわることですので、当方としては、そのような機能の提供は考えていません。

ノードのリモート管理は?

sshまたはWebmin[29]を用いて、ノードのリモート管理ができます。 WebminにはHeartbeat[12]モジュールがあります。

リモートでのノードのリブートは?

適切なハードウェアが必要となりますが、当プロジェクトが提供するSTONITH[13]プラグインを通じて、リブートをサポートしています。

クラスタの全ノードにソフトウェアを分散する機能は?

特にありません。

関連情報

Heartbeatバージョン2情報[3], リリース2ファクトシート[30]


References

[1]http://en.wikipedia.org/wiki/Failover
[2]http://ja.wikipedia.org/wiki/SUSE
[3]http://www.linux-ha.org/ja/v2_ja
[4]http://www-1.ibm.com/servers/eserver/openpower/
[5]http://www.linux-ha.org/ja/DRBD_ja
[6]http://www.linux-ha.org/ServeRAID
[7]http://ja.wikipedia.org/wiki/RPM_Package_Manager
[8]http://ja.wikipedia.org/wiki/Conectiva
[9]http://ja.wikipedia.org/wiki/Turbolinux
[10]http://ja.wikipedia.org/wiki/Debian
[11]http://ja.wikipedia.org/wiki/Gentoo_Linux
[12]http://www.linux-ha.org/ja/Heartbeat_ja
[13]http://www.linux-ha.org/ja/STONITH_ja
[14]http://en.wikipedia.org/wiki/Autoconf
[15]http://ja.wikipedia.org/wiki/Red_Hat_Linux
[16]http://www.linux-ha.org/ja/ClusterNode_ja
[17]http://www.linux-ha.org/ja/hb_standby_ja
[18]http://www.linux-ha.org/ja/node_ja
[19]http://www.linux-ha.org/ja/hb_takeover_ja
[20]http://www.linux-ha.org/ja/cl_status_ja
[21]http://www.linux-ha.org/ja/iptail_ja
[22]http://www.linux-ha.org/ja/resource_ja
[23]http://www.linux-ha.org/ja/mon_ja
[24]http://www.linux-ha.org/ja/SuccessStories_ja
[25]http://www.linux-ha.org/MailTo
[26]http://ja.wikipedia.org/wiki/コンピュータ・クラスター
[27]http://www.linux-ha.org/ja/GuiGuide_ja
[28]http://ja.wikipedia.org/wiki/Secure_Shell
[29]http://en.wikipedia.org/wiki/Webmin
[30]http://www.linux-ha.org/ja/FactSheetv2_ja


This information provided courtesy of the Linux-HA project at http://linux-ha.org/